お仕事で教えていただきSTM32に入門できた私です。
が、STマイクロ公式の情報をはじめ、ネットに公開されている情報でかなり進めてこれていたので今思い返して、無料で公開されている情報でSTM32での本格的なマイコン開発の入門についてのペーペーのログです。
集めるておくべき情報
- 基板のデータ
使っているボードのピン配置が確実に読み取れるもの。nucleoはこの点も安心。 - チップのリファレンス
素人考えで”datasheet”を探しまくってましたが、既存基板を動かすソフト開発では”リファレンスマニュアル”として公開されているデータがより重要。datasheetはより電気的な内容らしい。
メジャーなチップは日本代理店が翻訳したリファレンスを公開してくれてもいるので、ありがたく見させてもらう。 - HALライブラリのサンプルソース
ビルドに必要なライブラリと一緒にサンプルプロジェクトが落ちてくるので特に意図せず手に入るけど、落とされた場所を確認しておく。 - C言語
集めておくべきというか、前提として持っておくべき情報かなぁ 当然のようにポインタ渡しが出てくるものの、ああいった書き方は検索エンジンでの検索がとてもしづらいので、何となくでも知っていないと詰む。
詰んだらどうにかして分かりそうな人間に聞いてください。今だとAIチャットでも行けるのかな? - デジタル回路の知識
これも前提として持っておきたい。電位差と電流についてわかっておけば、とりあえず線のつなぎ方が分かるので。センサーとか一切つながないならまあ要らないけど、それじゃあマイコンのうま味がね・・・
開発ボード単体動作ならこれだけあれば大丈夫なハズ。
オススメする学習手順
リファレンスを見て、付いてる機能を一個づつ使って試していくのが良いんじゃないかと。最初はIO、UART、タイマー、ADとか?
少し難易度は高いけど、出来るだけ早くUART環境を整備して、PCからのデバッグに使えるようにすると進めやすいと思う。ここは誰かの実装を使ってもいいのでとりあえず動かせるようにしたい。
そのあとは自分のやりたいことに合わせて進めていけばいいと思う。