DP2 Merrill は癖が強めなコンパクト?カメラ。

ネガティブな事

よく言えば癖の部分です。

でかい

D3と比べればもちろんコンパクトですが、持ち歩こうとすると何とも難儀するサイズ感。一般的なイメージだと(超じゃない)小型のミラーレスとパンケーキレンズです。
逆に撮影!って時は2点吊りのストラップを使うにはちょっとコンパクトすぎて恰好つかないし、絶妙なんですよね。
なるほどこれならquattroのサイズでも良いかも・・・となるのはある。

人が撮れたもんじゃない

これは割と予想外で、明部と暗部との境にどうしても緑が乗るゾーンがあるんですよね。これが人の顔にあったりすると中々難しい。
解像力は無駄にありますし、女性は撮らない方がいいのかも()。

載せられる人がいなかったので車で。影のところに緑とか青が乗ってくる。これを補正しないと戦闘用のドーランでも乗ったのかという感じになる。

難しい画角

APS-Cで30mmなので、35mm判換算では45mm。一眼レフでは20mm、55mm、105mmで不自由なく過ごしてきたので、ここに差し込まれる微妙な45mmの扱い方がわからない。 画素数も十分あるので55mmと思って撮ってトリミングすれば良いんだろうけれど・・・我が脳みそはそういう動きなってくれない。撮るものがうまく決められず、腕のなさを実感させられる。

まとめ

センサーの癖や焦点距離でなんでも写せるわけじゃないので、輝ける場面にかなり限りがある。結果として小さくていつも持ち運べるメリットがあんまり生きない。ロマン溢れる高画質なセンサーを小さなボディーに・・・というのはとても良い用に感じるけれど、結局それがラインナップから消えた現実にはこういう事情があったのかなーと。

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