微妙だと思う所
クーラー
騒音はノートパソコンとして平均的なレベルだと思いますが、なんとなく厚めの筐体を生かしきれてないなーと思う内容。
正直、本当に何もしないアイドルが続かないとファンは止まりません。ファンの強制OFFスイッチはありますが、こんな具合なので怖くて止められないです。
バッテリーマネジメント
過放電が簡単に起きるような制御をしているようです。
ユーザーは詳しいとしてタイトな制御にして容量をフルに使う思想・・・と捉えればよいのか、自動シャットダウンが発生するまで使ってから4日ぐらい寝かせると過放電が発生するような使い切り方をしているようです。
自分は半分ぐらいまで使って、スリープにして1週間半ほど置いて過放電が発生しました。まあ自分の例は当然かなと思いますが、スマホや大手メーカーのPCなら完全に駄目にするまでは行かないんじゃないかなーとも思います。
今は違うようですが、当時は無料でバッテリーを送ってくれたので助かりました。2代目バッテリーは使ったら充電に繋ぐを徹底しています・・・。
(追記)2代目のバッテリーは気が付いたら膨らみ始めてalliexpressで互換品らしいもの(7千円)を購入して換装。pocket3もあるんだから諦めても良い気がしたんですが、やっぱりこのサイズのクラムシェルは何物にも代えがたく、存在していてほしいと思ってしまった。
筐体
公式ではかなり頑丈さを売っていますが、実際は少々頼りないです。
かなり気になるのが、ヒンジ。自分の個体ではネジのゆるみが発生。直すために開いてみた所、画面向かって右側だけの片持ちでした。 薄くて華奢なわけではない上半身を支えるには少々荷が重いのではないかと。
その他も質実剛健なようで、実際はうまく安く作ってあるなーというような部分は多く、本来の定価で買って、surfaceGoなんかと比べてしまうとどうしてもガッカリはしてしまうかなーと。
総評?
すごく気に入ったプロダクトでしたが、正直定価では買わないかなーと。
CF価格で買って、ローパワーなPCと割り切って使うには小さくて最高なPCでした。
これなら、最初期の4GB版で3万円台で出ていたほうが良かったような気もしてしまいます。これに5万円は出せないかなぁ・・・というのが正直な所。
もしくはしっかり防塵仕様の金属筐体にして10万で長期間売るとかでも良かったのかも。
需要はなくはないけど、供給の形が需要の要求の一歩手前で止まってしまった感は否めないです。(値段でいっぱい出すか産業PC化か)
とはいえ、ルーター扱ったり、IoTに関わったり、RS232Cがある機械を複数抱えてたり扱ったりする会社は、持っててよかったと心底思える良いツールになるんじゃないかなと思います。